自転車のハンドルのガタつきは自分で調整できるかも

自転車のハンドルのガタつき

寒くなると自転車で出かけるのもなかなか辛いですが、寒いときは寒い時にしか見られない景色があります。

心からサイクリングを楽しむためには、日頃のメンテナンスが重要。不安なく乗れてこそ快適な自転車ライフと言えますよね。今回は特に、長く乗っているとでてくる、ハンドルのガタつきに注目してみましょう。

操作の要と言えるハンドルがガタついて思うように操作できないのはとても危険です。

もちろん、異変に気付いたらすぐに専門家へ相談することをおすすめします。それでも、ガタつきの状態によっては自分で調整できる場合があるのでポイントを紹介します。

適切な締め具合が大前提

自分で調整できる範囲のガタつき、主な原因は“緩み”です。

自転車パーツの多くは、決まった工具で決まった強さまで締めることになっています。初心者や工具関連に疎い女性には、この辺りの話がまず壁なんですよね。

ドライバーは一応家にあるけれど、六角レンチは家具の組み立てで使ったことがあるかも?トルクレンチって何?一般的なレベルはだいたいこんな感じだと思います。

自転車メンテナンスに欠かせないのが「トルクレンチ」です。最低限これだけでも知っておきたいですね。Cocci Pedaleのトルクレンチの紹介で必要な知識を解説しました。

トルクレンチ

どのパーツでも共通して言えることですが、締め付けが弱すぎるとすぐに緩み、強すぎるとボルトのヘッドがちぎれてしまったり操作性に影響して事故にも繋がりかねません。

適切な締め付け具合を維持する。こういう感覚が自転車と長く付き合うために不可欠な要素と言えます。

毎日の走行から生まれる振動などによりその適正な締め付け具合から少しずつズレてきたハンドル。こういった緩みは、ステム(握るグリップが付いたハンドル部分と本体フレームを繋ぐパーツ)を締め直すことで解消できます。

ハンドルのパーツを知って締め直そう

自転車のハンドルはどれも同じように見えるかもしれませんが、ステムは、大きく分けるとアヘッドステムとスレッドステムという2種類のどちらかが使われています。

それぞれ長所短所があり、自転車の種類によって採用されているものが異なります。

ステムの比較

自分でガタつきを直す操作で変わるのは、締めるパーツの数が若干異なる程度なので詳しくは説明しませんが、締め直しただけでは解消されないようなガタつきは、ステム内部、もしくは他のパーツまで調べる必要が出てくることが多く、その場合は、どちらのタイプのステムを使用しているかで対応が異なります。

今回は外側からの締め直しに限定して、締め直す箇所を中心に見ていきます。

一般的に、アヘッドステムならトップキャップとサイド2か所、合計3か所。スレッドステムならトップだけなので1か所です。六角レンチを採用したものが多いので、サイズを合わせてトルクレンチで締めあげるようにしましょう。

アヘッドステム

3か所あるアヘッドステムでは、何点か気を付けることがあります。

まず緩めて締める順番です。

サイドの2か所から緩めトップを緩める、締める時は逆でトップを締めてハンドルの向きなどを確認してからサイドを締めます。中のコラムスペーサーの確認などもあるので、確認が必要な一連の物を把握してから進めた方が良いです。

スレッドステム

シンプルな作りのスレッドステムで気をつけたいのが、そもそもヘッドパーツ付近のガタつきがどこから来ているのか判別しにくいというところです。

ステムの締めつけ箇所はハンドルーステム間、ステムーフロントフォーク間の2か所だけです。ステムを締め直してもガタつく場合は、ヘッドパーツ、ブレーキ、前輪ハブなどの不具合も疑われます。まずはこの2箇所を適正に締めあげ、原因を一つずつ探っていきましょう。

スレッドステムの締め付け

ヘッドパーツの緩みの場合、こちらの二つのナットを締めれば解決します。こちらのスパナは径が32mm〜と薄く特殊なため、DIYショップなどには置いていないかもしれません。予めご注意ください。

それでも気になる時は専門家に

ハンドルは自転車の要となるパーツです。

重大な事故を引き起こしかねませんので、調整に自信がなかったりガタつきが再発したりする場合は必ず専門家のいる修理店へ持ち込みましょう。

日々のメンテナンスで安心して楽しめる自転車ライフを!

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