カスタムオーダーEC市場を先導するおしゃれサービスまとめ

カスタムオーダーEC市場を先導するおしゃれサービスまとめ

カスタムオーダーECとは、Web上で商品のパーツや色を自由に組み合わせてそのまま購入できるサービスのことです。

これまでは自分で作るか誰かに頼むにしてもデザインの伝達が非常に手間だったオーダーメイドが、オンラインで気軽にできるようになったということで、ECの新しい可能性を予感させてくれる領域です。

アパレルECをもっと身近にする採寸サービスZOZOSUITの発表が記憶に新しいなか、カスタムオーダーEC業界の一員Cocci Pedaleが、画面上で変化を見ながらカスタムできる同様のおしゃれなサービスサイトをまとめて紹介します。

おしゃれな自転車をデザインしよう

KOTORI:ヘッドフォン・イヤフォン

16パーツごとに単色・グラデーションから様々にデザインできるヘッドフォン。ヘッドフォンやイヤフォンといえばメーカーが用意したデザインを選んで購入するのが当たり前、という慣習に大きな風穴を開けました。

カスタムオーダーECのKOTORI:ヘッドフォン・イヤフォン

スマートフォンの普及で、今や多くの人がポータブルに音楽やゲームを楽しんでいます。そんな生活に密着したアイテムこそ、人それぞれでデザインが変わっていいものです。

ビジュアルを重視したDJや細部までトータルコーディネートしたいおしゃれさん向けに、世界にひとつのデザインを提供する。かっこいいの一言に尽きます。

Reebok:靴

あのReebokもカスタムできます。2010年にアメリカでスタートしたオンライン限定のサービスで、アッパーやライニング、アウトソールなど様々なパーツを好みの素材や色に変えられます。

カスタムオーダーECのReebok:シューズ

素材は20種類以上から、色を含めると10,000通り以上から自分だけのシューズを作ることができます。後ろくるぶし部分に好きなテキストを刺繍できるのも嬉しいポイント。

見た目にこだわるおしゃれさん向けに、8方向からの見え方に対応。分かりやすく使い勝手のいいUIで、あたかも目の前で本物の靴がデザインされていくかのようです。KOTORIと同様、パーツをクリックすれば色選択パネルが表示される分かりやすい作りです。

Kitamura:レディース鞄・財布

横浜は元町でオリジナルハンドバッグを中心に企画〜販売するKitamuraは創業1882年の老舗。使いやすいカスタムオーダーECで、顧客の細かなニーズに応えます。サンプル画像、センスが無くてすみません…。みなさんならもっと上手にできるはずです、ぜひ試してみて下さい。

カスタムオーダーECのKitamura:レディース鞄・財布

このタイプのバッグでは、本体・ファスナー・ファスナー引手、手紐、ショルダー、リボン、抜き下、金具、ステッチ、の7パーツについて、厳選されたおしゃれカラーからデザインすることができます。

基本ベース、パーツ、色、がある程度プロフェッショナルによって準備されているとデザインしやすいですよね。全てが自由すぎても迷ってしまいます。また、予めおすすめのトータルデザインが準備されていれば、私のようなセンスレスな人でも入り込みやすいと思いました。

なお注文は店頭のみで対応しているそうです。

adidas:シューズ

もちろんadidasもやっています。パーツごとの色選択、デザイン保存、SNSシェア、角度変え、やり直すボタン、そのまま購入、などの基本仕様はReebokと似ていますね。

カスタムオーダーECのadidas:シューズ

こちらも画像がリアルで、世界に1つだけのマイシューズがそこにあるかのようにデザインできるのが楽しいです。ベースとなるタイプを選んでからカラー・デザインに入るのも同じ仕組みです。

UNIQLO:服飾・バッグ

ベースアイテムはシャツやトートバッグなどの10種類から選べます。これまで紹介したサービスと違うのは、オリジナルの画像をアップロードしたり、自由なテキストを多くのフォントで配置したりできること。

カスタムオーダーECのUNIQLO:服飾・バッグ

試しにCocci PedaleのTシャツを作ってみました。パソコンで試してみて、操作性は直感的で分かりやすく、快適でした。Tシャツをオンラインでデザインできるサービスはいくつかありますが、シンプルで分かりやすい方がいいですよね。

アプリも用意されていて、キャラクタースタンプが使えたりタッチパネルでペイントできたり。1枚から注文可能ということですから、例えばフットサルサークルなどで、ひとりひとり個性を出したチームTシャツなどが気軽に用意できてしまいます。

CUT&REC:レコード

手元にある音楽ファイルから、レコードの中央部分とジャケットをカスタムして、世界に1枚のレコードを作れます。思い出の曲をしっかりと残しておきたいレコード好きにはたまらない、ニッチでこだわりの感じられるサービスです。

カスタムオーダーECのCUT&REC:レコード

曲・画像をアップロードして位置やテキストを調整すれば1分ほどで完成します。左のiPad画像がジャケット、右がレコードです。レコードは、ターンテーブルで回したときの見え方まで意識してデザインすれば、長く使えるお気に入りになりそうですね。

DJにとってもレコード好きにとっても、他の誰とも被らない1枚だけの大切な逸品を入手できる、究極のサービスといえます。

Knot:腕時計

日本の時計は、高すぎる。いつからだろう?日本製の腕時計が300ドル以下で買えなくなってしまったのは。

そんな疑念から直販サービスを展開するKnotは、高品質なのにリーズナブルな腕時計を、誰でも愛用できるよう想いをこめて提供しています。

カスタムオーダーECのKnot:腕時計

時計とバックルとストラップ。たった3パーツの組み合わせだけれど、相棒の世界観を決める大事なチョイス。店頭だと店員さんに気を遣ってしまうこともありますが、KnotのカスタムオーダーECなら好きなだけ自由に試せます。厳選された選択肢の中から組み合わせるので、膨大な数のパターンに混乱することもありません。

スマホでデザインしているときに今の状態を全画面表示にできたら、自分の腕にスマホを乗せてニヤニヤできるかも、とふと思いました。

arena:水着とウェア

オリンピック選手の水着はカラフルで粋ですよね。市販のデザインじゃ物足りないスイマーはこちらのサービスがおすすめです。水着とチームウェアをカラーデザインできます。オリジナルのテキストを貼り付けることもできます。

カスタムオーダーECのarena:水着とウェア

オリジナルTシャツを提供するサービスはいくつかありますが、上下・Tシャツなどウェアセットで一括してデザインできるのは楽ですね。arenaですからもちろん、品質も万全です。

デザイン画面の商品はイラスト調ですが、商品によっては写真ではないほうが分かりやすい場合もありますね。

Panasonic:システムキッチン

システムキッチンさえもカスタムオーダーできてしまいます。大掛かりな商品なのでそのままオンラインで購入、というわけにはいきませんが、ショールームでの商談までに心づもりしておくには十分すぎるリアル画面です。

カスタムオーダーECのPanasonic:システムキッチン

キッチン扉・カップボード・レンジフード・床・冷蔵庫について素材や色を選ぶことができます。システムキッチンといえば全て同じ色というのが基本ですが、同じトーンで遊び心をもたせるのもアリです。

モデルが細部まで作り込まれていて実感しやすく、光の映り込みやテクスチャも相当リアルです。水着などと違ってこちらは現実感が大事になってきますよね。

Zazzle:いろんなもの

「誰もがデザイナー」。本当にそんな理念を実現してくれそうなほどのインパクトがあります。TシャツやポストカードといったカスタムオーダーECにありがちなものは当然おさえつつ、トランプ・スケートボード・ペット服など、生活に密着したあらゆるものをデザイン可能です。

カスタムオーダーECのZazzle:いろんなもの

さらにZazzle最大の特徴が、マーケットプレイス型を採用していて、デザインして購入するだけでなく、自分のしたデザインをそのまま販売することもできることです。購入されればロイヤリティを得ることができます。

カスタムオーダーEC界の巨人として業界をリードする米国発のZazzleはなんと、16カ国で展開されています。

SHOES OF PRAY:靴

カスタムオーダーECで唯一とは言えないプロダクトの靴、それでもここは一味違います。サイトのUIがスッキリしていて操作性が良いです。英語が分からなくても直感的にラクラク操作できてしまいます。

カスタムオーダーECのSHOES OF PRAY:靴

そして何よりも、色だけでなく、素材や質感の表現が卓越なのです。実写でなく3Dモデルを用い、チョイスごとの違いが明確になるよう工夫されています。

パーツ選び、色選び、素材選び、保存、などなど、カスタムオーダーECは何かと画面がうるさくなりがち。それでもプロダクトに集中できるUIを整えたのはお見事です。

ORIGINAL STITCH:シャツ

シャツのカスタムオーダーECもいくつかありますが、多機能なのにすっきりと使いやすいサイトがこちら。ログインするメンバー機能があり、誰がどんなデザインをしたのかといったソーシャル要素もあります。

カスタムオーダーECのORIGINAL STITCH:シャツ

どこの部分をどのようにデザインするかが直感的に分かりやすく、シャツの画像もすぐに切り替わってイメージがしやすいです。さらに、シャツで大事な「生地の素材」をきちんと伝える努力も。生地画像をクリックすると高解像度の拡大写真を見ることができます。

米国サンフランシスコの企業で、英語と日本語でのサービス展開です。「日本の工場で1着1着手作業でお仕立て」「約10-15日でご注文のシャツを発送」「初回購入時にサイズが合わなかった場合無料でサイズ調整して仕立て直します」といった特徴が目を引きます。

以上、12サービスをまとめて紹介しました。

シンプルUIでおしゃれ度抜群のNIKEiDや男ゴコロをくすぐるPorsche Car Configuratorも忘れてはいけない存在です。

そしてもちろん、Cocci Pedaleも。

Cocci Pedale:自転車

オンラインで色を選べる自転車はありますが、見た目がリアルタイムに変わってそのまま通販として購入できるカスタムオーダーECサービスとしての自転車はCocci Pedaleだけ。

カスタムオーダーECのCocci Pedale

19パーツと14色を組み合わせれば、そのパターンはなんと139,100,000,000,000,000,000,000通り。世界に1台、自分だけの自転車が手に入ります。Knotと同じように流通の無駄を省いた直販スタイルですから、価格はリーズナブル。

普通の自転車じゃ物足りない、人と違うおしゃれなものが欲しいという方はぜひ、気軽にデザインして遊んでみて下さい。

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