自転車の修理を自分でやる前に知っておきたいこと

自転車の修理を自分でやる前に知っておきたいこと

春から新生活で自転車通勤をはじめる方も多いのではないでしょうか。

自転車を安全に楽しむためには日々のメンテナンスが欠かせませんが、それでも不意なアクシデントで修理が必要になることがあります。

急な故障でも慌てないように、最低限の修理知識があると安心です。

修理は面倒?

専門店に頼めばもちろんほとんどの修理に対応してくれます。でも、近くにすぐ立ち寄れる専門店があるとも限りませんし、自分で修理をすることにはメリットもあります。

  • 修理代の節約:どんな小さなパーツでもそれなりの工賃がかかりますので、ちょっとしたものは自分でできるようになれば修理代がかかりません
  • トラブル回避:簡単な修理をこなすことで、車体やパーツの特徴を把握でき事故に繋がるような異変に気付きやすくなります

慣れるまでは大変に感じるかもしれませんが、先々起こる故障への不安が減り、遠出するのも楽しくなりそうですね。

自分で修理するメリットがあるとはいえ、知識なくどこまでもいじってしまうと、修理どころか乗れない状態になってしまうこともあります。“自分でできる修理”と“専門店に任せたい修理”について区別しておきましょう。

自分でできる修理4項目

  • パンク
  • チェーン外れ
  • チューブの交換
  • 虫ゴムの交換

パンクやチェーン外れは、自転車に乗っていたら必ずといっていいほど遭遇するアクシデントです。まさかに備えてできるようになりたいですね。

チューブ、虫ゴムなどの消耗品の交換をメンテナンスでできれば、パンクしにくくなります。パンク修理との関連性も高いので、最低限のツールは準備しておくと安心です。

専門店に任せたい修理4項目

頻度や難易度、また安全性を考えて、専門店に修理を任せたいパーツは4つあります。

  • ブレーキシューの交換・調整
  • ブレーキワイヤーの交換・調整
  • チェーンの交換
  • ギアの調整

長く乗っていると日々メンテナンスしていても汚れが溜まったり消耗品がすり減ったりして不具合が出てきます。

特に走行の要でもある足回りのブレーキやチェーンは、異音がする・効きが悪いなどの異変があれば早めの対処が必要です。

ブレーキシューの交換・調整

ブレーキシューとは、ブレーキの先端についている部品で、手元でブレーキをかけた時にホイールを挟んでタイヤを止めるものです。

ブレーキシューの交換

挟む度にすり減っていく消耗品で、乗り続ければ交換が必要になります。

固定するときの左右のバランスやタイヤとの距離感などある程度の熟練した技術がないと部品を傷つけることになり、走行中の危険に繋がります。

慣れない方にはおすすめできない作業です。

ブレーキワイヤーの交換・調整

ブレーキシューを支える部分とハンドルについているブレーキレバーを繋いでいる線。

長く乗っているとだんだん劣化し、放っておくと切れてしまうこともあります。ブレーキの効きが悪い時、アジャスターなどで微調整は可能ですが、それでも直らない時はワイヤーの交換が必要になります。

専門工具が必要、また接続などにも知識を要するため専門家に見てもらった方が安心です。

チェーンの交換

外れたチェーンを掛けなおすまではできると出先で安心ですが、交換にはそれなりの経験とチェーンカッターなどの専門工具が必要になります。

チェーンの交換

ギア(変速機)の調整

ブレーキやチェーンほど必要性が感じにくいパーツですが、ギアも乗り続けると動きが悪くなってくるため、時々の調整が必要です。

ギアの調整

自転車に関する知識がないと変速機系統の構造はわかりにくいため、自分でやらない方がいい修理、というよりはやり方すらわからない作業かもしれません。

ギアチェンジがスムーズじゃなくなってきたなと思ったら、迷わず専門店で聞いてみましょう。

できる修理は増えていく

自分でやるのは不安、手が汚れるのが嫌。特に女性で自転車初心者の方は、修理自体に抵抗があるかもしれません。気軽に立ち寄れる専門店があって経済的に余裕があれば、無理に自分でやる必要はありません。でも、お気に入りの一台を長く楽しみたいなら修理も楽しみのひとつとしてチャレンジしてみるといいかもしれません。

少しずつ慣れていけば、できる修理は確実に増えていきますよ。

まずは専門店にお任せし、修理の様子を見せてもらいながら学ぶのもいい方法です。頼りにできる専門店と仲良くなっておくのも、緊急時に安心ですね。

まさかの時でも慌てないように、安全に自転車を楽しむための備えは万全にしておきましょう。

おしゃれな自転車をデザインしよう

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