改めて知っておきたいギアの歴史

Cocci Pedale採用のギアハブ

Cocci Pedale(コッチペダーレ)ではSturmey-Archer(スターメーアーチャー)製の内装3段ギアをオプションとして取りそろえております。

イギリス生まれのこのブランドの歴史は古く、100年以上も続くブランドです。当時から完成された内蔵ギアシステム、技術、伝統は今もなおほぼ変わることなく生き続けています。

そもそも「ギア」の歴史をさかのぼれば、1000年前に陶芸の台座に使用されたものが初めとされています。

そこから自転車のギアが開発されるまでに約900年かかっており、まずは内装ギアの誕生、そして外装ギアの発展となり現在にいたります。

自転車の起源としては19世紀に登場したペニーファージング型自転車が有名ですが、こちらは前輪がクランクと直結しており、「変速」という概念がなかったのがうかがえます。

 

ペニーファージング型自転車

 

そして、19世紀後半になると「安全型自転車」が開発され広く普及します。こちらは現在の自転車とほぼ変わらぬ出で立ちで、チェーン駆動によるクランク側、後輪側の歯車比の違う初めての変速機構を持った自転車となります。

しかし、クランクと動輪が連動(固定ギア)しており、フリーホイールの機構はまだ持ってはいません。

フリーギアが採用された安全型自転車

19世紀後半から20世紀にかけてフリーホイール機構が開発されます。

これにより、飛躍的にギアへの開発が進んだこととなります。

自転車の普及と自転車競技の興隆に伴って外装変速機の進化が著しくなっていきます。当時で前のギアが2段、後ろが5段変速というのが一般的でした。(2015年現在では、後ろのギアが最高11段、電動、コンピューター制御等のギアも発表されています。)

 

内装ギアの進化に至っては、競技用用途としての変速機は早い段階から外装変速機が主流となってしまったので最新技術が常に求められる需要がなく、開発当時から大きく進化している点はないですが、進化できる機構も少なく、すでに完成されたものであったといってもよいでしょう。

メリットとしては、機構が内部で密封しているために、泥汚れに強く非常に耐久性がある。また停止時にも変速ができるので、交通量の多い市街地を走る自転車に向いている。またチェーンの張力が一定のため、チェーントラブルが少ないなどの特徴があります。

 

これらを考慮した上でCocci Pedaleはスターメーアーチャー製の内装3段ギアを採用しています。

テスト走行時、多段ギアにて東京都内を走行。結果、ギアを変速させるタイミングはそんなに多くはありませんでした。多段ギアが性能を発揮できるのはあくまでレースや競技用であり、街乗りにはオーバースペックだと考えます。

内装3段ギアにてのテスト走行時、東京都内街乗り500kmでは坂道、信号待ちからのスタート等なんら問題ない結果が出ています。都内といえど、山、谷のつく地名は多く、意外と坂道は多い。しかし、そんな環境をクリアできるギア比となっています。

シングルギアハブと内装3段のギアハブ
左:通常のシングルギアハブ、右:内装3段のギアハブ

 

Cocci Pedale のギア仕様

ノーマル(ギア装着なしのシングルフリーギア)時

  • フロント歯数:44T
  • リアフリーコグ歯数:18T
  • ギア比:2.44

 

スターメーアーチャー装着時ギア比

  • Gear 1 - 75%
  • Gear 2 - 100%(ノーマル時との比)
  • Gear 3 - 133%
  • Weight - 990g 

 

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