今回はちょっと捻った感じのテーマです。
自転車が趣味です、と言うと、ロードバイクやマウンテンバイクを連想する方が多いはず。
レースに出たり、自転車でツーリングに行ったり。
より速く、あるいは、より遠くへ。
しかし、それが全てではないと言う事を今回はお伝えしたいと思います。
趣味、自転車。好きなメーカー、特になし。
これでも良いんです。
例えば、Cocci Pedaleの自転車はレースで勝つための自転車ではないし、より遠くへ行くための自転車でもありません。
のんびり風を感じながら、近場を走るのが好き、と言うのだって良いんです。
サイクリングロードを颯爽と走るロードバイクは珍しい光景ではありません。
遅くても25km/h~30km/h、出せるならもっと出して、とにかく速く走る。
しかし、それが楽しくない、と感じる方もいらっしゃるはず。(筆者がそうでした)
そんな方は、乗り方、走り方を変えてみてください。
ロードバイクに乗るためにウェアも揃えた?一旦置いておきましょう。普段着で良いんです。
ペダルだってビンディングをやめて、フラットペダルにして、お気に入りの靴を履いてください。
ハンドルの位置を下げている方は少し上げてみてください。
前傾姿勢が緩くなるので、少し乗りやすくなるはず。
財布にスマホ、写真を撮るのが好きなら、カメラを持っても良いですね。
自転車に乗るにあたって、邪魔にならないバッグに入れたら出発です。
自転車を漕ぎだしたら、「自分にとって」気持ち良い速度で、周りの景色を楽しみながら。(もちろん、よそ見運転にならないよう、安全第一ですよ!)
気になるお店がありましたか?立ち寄ってみましょう。
イギリス英語の「putter」が語源の「ポタリング」と言うジャンルです。
自転車を使う散歩というニュアンスなので、何キロ走らなければいけない、と言うこともありません。
強いて言うなら、走っても30km「まで」でしょうか。
もちろん、目的地を決めて走るのもOKです。逆に、もっと走っても構いませんよ?
いずれの場合も、「自分にとって気持ち良い速度」で走るようにしましょう。
雑な言い方をすれば、「ゆるっと、テキトーに」、です。
目安としては、鼻歌交じりに走れるぐらいの速度です。
Cocci Pedaleの自転車はそんなポタリング向きの自転車でもあります。
ギアがない、あっても段数が少ないので、「頑張って乗っても仕方ないし」と、最初からあまりスピードを出すことに拘りません。
これから夏に向けて暑くなってきます。
日焼け対策や熱中症対策も忘れずに。
「ゆるっと」自転車を楽しんでみてください。