自転車ダイエットでカロリーの収支計算に慣れるおすすめの方法
寒い日が続いていますね。外に出る機会が減り、運動不足になりがちな季節です。
それなのに日常では、忘新年会が続きお酒の席も増える時期。いつもの通勤、たまの休日のサイクリングで体調管理を意識してみませんか?
今回は、自転車ダイエットを始めてみようと考えている方に、カロリー収支を自然と計算できるようになる簡単なチェック法をお伝えします。
サイクリングの消費カロリーは?
自転車に乗ると一体どのくらいの運動になるのでしょうか。男性へは以前に書いた、自転車に乗るとどれほどのカロリー消費になるのかという記事がおすすめです。
消費カロリーは運動の程度と体重が関係してきます。計算の仕方としてMETs法(PDF参照:身体活動のメッツ(METs)表)というものを使います。
消費エネルギー(kcal)=体重(㎏)×METs数×運動時間(時間)
例えば体重50kgの人が1時間、一般的な自転車(METs数8.0)に乗ると約400kcalをおよそ消費するという計算になります。
自転車のタイプで、ママチャリかクロスバイクかという比較をすると、同じ距離ではサドルを高く前傾気味で乗り腹筋を使うクロスバイクの方がより消費カロリーが高くなりそうです。
目標を設定し楽しみを見つける
消費カロリーや脂肪燃焼、ダイエットには考えることがいっぱいあります。厳密に計算するほど、それが義務感となって辛くなり続けられません。
そこでおすすめなのが、「±0kcalサイクリング」。消費カロリーを増やす=体へ負荷をかけるではなく、目的地を設定して達成することを繰り返し、楽しいサイクリング経験を増やすのです。
楽しみといえば、美味しいもの!キレイな景色、美味しいもの!ウキウキする目標を設定してコースを考えてみました。
海も街も最高!鎌倉へ
鎌倉駅を南に向かって出発、江の島の展望台を目指します。
鎌倉は日本有数の観光地。
日本各地だけでなく、海外からの観光客も多く平日でも賑わっています。サイクリングなら混雑する電車、渋滞する車にストレスを感じなくて済みますね。
素敵なお店がたくさん並んでいますが、まずは前進!ゆったりでも漕ぎ続ける方が消費カロリーが増えます。
鎌倉駅から江の島の展望台まで、アップダウンがあり約8㎞あります。素敵なお店や綺麗な海、有名な観光地を見ながら往復して約15,6㎞弱走り切ることになります。
消費カロリーは約350kcalほど(走行速度、継続走行距離にもよるため厳密にはこの通りではありません)。
楽しみながら往復サイクリングを楽しんだ後に駅前の有名なホットケーキ(一般的な一人前は350kcal)を食べても、±0になるんです!でもあの有名店のホットケーキは結構分厚かったかな?気になったらもう1周してください。
いつもと違う景色を感じる
品川駅を南西に向かって出発、横浜中華街を目指します。
うって変わってこちらは車通りの激しい街中。いつも電車や車からしか見ない景色も、自転車で走行しながら見ると全く違うものに感じられるかもしれません。
いきなり通勤を自転車に、というとハードルが高いですがたまの休みに試し乗りしてみると良い発見があるかもしれませんね。
坂道が少なめで走りやすそうな道で片道25kmほどあります。あまり自転車に乗った経験がないと遠く感じる距離ですが、クロスバイクなどの“走れる”自転車でのサイクリング経験を重ねるとこのくらいの距離が逆に楽しめるようになってきます。短いと物足りないくらい?(個人差はあります。)
朝10時に出発すれば、お昼前には到着します。車ほどの渋滞もないため予定が狂うこともありませんね。
消費カロリーはなんと約500kcalほどになります。継続走行時間も長いので、確実なカロリー消費が見込めます。あの有名店の牛バラ煮込みをご飯少なめにすればほぼ±0kcal!帰り道もあるので安心して食べられますよ。
思い切って郊外へ!
最後は北千住駅を東へ出発します。
荒川を渡って一気に千葉方面へ。大きな道は走りやすいですが小さな道を探しながらルートを決めていくのも楽しいコース。
松戸市にある、某有名ベーカリーまでの道のりは片道およそ20kmです。少し寄り道しならが回るとプラス5kmくらいにはなるかもしれませんね。25kmも走れば消費カロリーは中華街コース同様500kcalほど。
今の時期だけのお楽しみ、カロリーが高めなクリスマス仕様のパンも食べられます!2種類くらいで±0かな?
戻る時はスカイツリーに向かって夕陽を浴びながら帰りましょう!
カロリー収支を自然に把握
健康的なダイエットに必要なのは、食べているものの種類、カロリー、これだけ運動したらこれだけ消費できるなど、自分の体への収支を把握することです。家計と同じですね。
今回は、カロリー収支を把握するスタートとなるようなルートを考えてみました。目的をもってわくわくしながら続ける、それが心と体にとって一番大切です。あとはお気に入りのおしゃれな自転車を手に入れる!これが一番近道かも?しれませんよ。
寒い日にはなかなか自転車で出かけようという気持ちになれませんが、美味しいものを探して、そこに行く自転車ルートを考えるだけでも楽しくなってきます。
体を使う爽やかなサイクリングで健康美人になりましょう!