クロスバイクのサドルはなぜ固いか
初めてロードバイクやクロスバイクに乗られる方から「サドルが固い」というご意見を良く耳にします。Cocci Pedaleも基本的なサドルの構造はロードバイクやクロスバイクと同じものを採用しておりますので固く感じられる場合があります。
諸説ありますが、以下がサドル硬さの主な理由となります。
- ロードバイクに乗られる方の多くはパットの入ったパンツを穿いているため不要。(サドル側にパットを入れるとサドル上での動きが制限され、こいだ力を直にタイヤへ伝えづらくなります)
- 柔らかいと長距離を走った際に疲れやすくなる。
- そもそもサドルメーカーの多くがロードやクロス向けに柔らかいサドルを販売していない。
- ママチャリクラスの弾力性を持たせると見栄えが悪い。
Cocci Pedaleは街乗り用に開発されたため、ロードバイクの薄いサドルなどと比べるとクッション部分の厚みを厚くした上で合皮を使い、こいだ際にサドル上での動きがスムーズになるように設計しています。
シティ車に乗られていた方からすると、最初は「硬いなあ」と感じるかもしれませんが、乗るにつれ、次第に慣れて頂けるかと思います。サドルを適正位置まで上げ、姿勢を前傾姿勢にして頂きますと、お尻掛かる体重が減り、硬さの感じ方が和らぐこともありますのでお試し下さい。
(低すぎるサドル位置)
(適正なサドル位置)
しかし、それでも「お尻が痛い」と感じられる場合には自転車店やECサイトなどでクッション入りのサドルカバーが売られておりますので、無理をせず慣れますまでサドルカバーをお試し頂ければと思います。