カートには商品が入っていません
過去のブログ記事の中から、デザインに悩んでいる方に向けた記事をまとめてみました。 デザインに悩んだら、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。 Cocci Pedaleのカラーデザインが自由すぎて迷う方へ スタッフおすすめのデザインの決め方 専用の色があるフレームロゴ
もっと読む「少し飽きてきたし、ハンドルを変えよう」、と考える方もいらっしゃると思います。 今回は、ハンドル交換について、お話しようと思います。 ハンドル交換はハードルが高いようにも見受けられますが、Cocci Pedaleの場合は意外と簡単です。 まず、ハンドル交換に必要な部品は下記の通り。 ・ハンドル ・グリップテープ 必要に応じて... ・ステム ・ブレーキインナーワイヤー ・ブレーキアウターワイヤー 本来、ステムは必要ないのですが、グリップテープを自分で巻きたくない、という方は、一緒にご注文頂くと、ハンドル、ステム、グリップテープを組み立て済みで出荷致します。 ハンドルをステムに通してからでないと、グリップテープは巻けないので、ハンドルとグリップテープだけの場合は巻かずに出荷となります。 ブレーキインナーワイヤー、ブレーキアウターワイヤーは必要ない場合もあります。 必要ないケースは下記の通り。 ・ワイドアップハンドルからノーマル、ドロップ、ブルホーンに変更する場合 ・ノーマルハンドルからドロップ、ブルホーンに変更する場合 ・ドロップからブルホーンに変更する場合 ・ブルホーンからドロップに変更する場合 上記に該当しない場合、ワイヤーの長さが足りなくなるので、交換が必要となります。 もちろん、長さはピッタリが良い、という場合も交換がオススメです。 その他にも、前回交換から年数が経っている場合も、交換がオススメですね。 ハンドル、ステム、グリップテープ、ブレーキアウターワイヤーは、もちろん色を選べます。 ハンドルを交換するついで、あるいは、とりあえずグリップテープだけ変えてみる、というのも、楽しみの1つです。 色に悩んだら、デザイン画面で確認してみてくださいね。 番外として、Cocci Pedale以外のハンドルを取り付けたい場合も簡単にご紹介します。 少し検索すると、様々なメーカー、様々な規格のハンドルがあります。 例えば、同じブルホーンでもメーカーによって少し形が違う事もあります。 もし、違うメーカーのハンドルを付けたくなったら……。 ハンドル中央のクランプ径が25.4mm(25.2mmと表記している場合もあります)のハンドルをお選び頂くと、ステムはそのままで取り付けられます。 ハンドル形状によっては、ステムも交換する必要もあるのでご注意ください。 また、グリップ部の直径が異なる場合、Cocci Pedaleのグリップテープだと短くなります。 この場合は市販のロードバイク用グリップテープをご利用ください。 また、同様にCocci Pedaleのブレーキレバーはハンドル径22.2mm用なので、それより直径が大きいハンドルの場合は別途、ブレーキレバーを用意する必要もあります。 ハンドルを変えると、違う自転車に乗っているような感覚になります。 物によっては安いと言える値段ではなくなるので、次から次へと試すのは難しいですが、「ちょっと飽きたな」と思った時は、ハンドル交換も考えてみてくださいね。
もっと読むズボラさんには耳が痛い話題ですが、乗り物の宿命として、触れずにはいられないのがメンテナンス。 ノーメンテで乗れるものってないんですかね。 分かりますとも、「面倒臭い」、「分からない」、「やりたくない」。 仕事から疲れて帰ってきて、自転車なんて弄れるか!仰る通り。 休日は忙しい。買い物、家の掃除、友人との付き合い、疲れ切って寝ている。分かりますとも、Cocci Pedaleのスタッフだってそうなのですから。 自転車整備の時間なんてどこにあるんですか!そもそも、何をすればいいの!? 時間はどうにか作って頂く他にありませんが、何をすれば良いかは解説します! と言っても、最低限って言うと凄く簡単です。 1ヶ月のうち5分だけで良いので時間を作ってください。 1.タイヤの空気圧チェック 2.チェーンのオイル切れチェック 3.異音チェック 4.ネジの緩みチェック それぞれ、どこを見れば良いか、どうすれば良いか解説します。 1.タイヤの空気圧 ゲージ付きの空気入れがあれば、タイヤ側面に記載の空気圧で入っているか確認してください。 Cocci Pedaleの自転車は米式バルブなので、米式対応の空気入れを使ってくださいね。 ゲージがない空気入れの場合、指で押して硬ければとりあえず大丈夫。 空気入れの買い替えはしたくない、と言う場合、空気圧ゲージを買うのも手です。 空気圧に問題なければ、1分でチェックは終わります。 ↑空気圧ゲージがあれば、タイヤ側面に記載されている適正空気圧まで確実に入れられます。 2.チェーンのオイル切れチェック 触りたくないでしょうが、チェーンに触れてオイルが残っているか確認してください。 どうしても嫌だったら、ティッシュ等でちょっと拭いてみて確認。 チェックせず、いきなり注油するのもアリです。 オイルを切らさないことが大事です。 3.異音チェック 車体をちょっと浮かせて、地面に落としてみてください。 ゴトンゴトン、と少し飛び跳ねるはず。この時、金属同士がぶつかるガチャガチャと言った音がしたら、どこかのネジが緩んでいるかもしれません。 チェーンのオイル切れでガチャガチャ鳴る場合もあるので、そちらもチェック。 ゴトンゴトン、と鳴るなら大丈夫。 飛び跳ねなければタイヤの空気圧不足かも。 4.ネジの緩みチェック 全てのネジを確認しろ、と言う話ではありません。(もちろん、全てのネジを確認した方が望ましいですが) 最低限中の最低限、と言うところで行くと、ブレーキレバーとブレーキです。 その理由はもちろん、何かあった時に止まれないと困るからです。 ハンドルに締め付けられているブレーキレバーは緩んでいませんか? ブレーキシューは緩んでいませんか? ブレーキレバーを強く握っても、ワイヤーは抜けませんか? これらが問題なければ、半年~1年に1回程度、自転車店で点検して貰う程度で大丈夫です。 新車で買った自転車の場合、走行距離100kmぐらいを目安に、一度点検に出してください。...
もっと読む暑い。暑い!アツイ!! 自転車に乗るどころか、外出すらもためらうような暑さ。 エアコンの効いた部屋で、コタツに入ってアイスを食べたくなりますね。 元々は倉庫だった場所を工房にしているCocci Pedaleの工房も、物凄く暑くなります。 修理の持ち込みや見学をお考えの方は、季節をずらしたり、近くの自転車店に依頼されるのがオススメです。 さて、今年も猛烈な暑さに見舞われてしまいそうですが、夏も自転車のシーズンです。 暑さに負けないように、と言うと大変なので、暑さを受け入れる楽しみ方を考えてみようと思います。 以前、ポタリングについて「自転車を使う散歩だよ」というご紹介しました。 今回もそれに近い形になります。 暑い季節の日中は熱中症のリスクも高いので、天気予報で35度付近、もしくはそれを超える予報が出ていたら、日中の自転車はやめましょう。 日が傾いてくる夕方5時ぐらいからが自転車向きの時間帯です。 もちろん、ライトは忘れずに点灯させましょう。 その他にも、走る場所によっては虫除けスプレーやかゆみ止めもあると安心かもしれません。 日中に乗ることの方が多い方にとって、夕方~夜の自転車は新鮮に感じられると思います。 もちろん、自動車やオートバイと同様、視界が悪くなるので、日中よりも気をつけて乗ってくださいね。 風で目が乾燥するのが嫌で、日中はサングラスをしていると言う方もいらっしゃると思います。 夕方~夜のサングラスはNGです。でも、目が乾燥するのは嫌ですよね? スポーツ用のサングラスだと、レンズを交換できるものがあります。 色の付いていないレンズが用意されているサングラスもあるので、それを使いましょう。 眼鏡の方はもう少し困りますよね? オーバーグラスという手もありますが、シールド付きヘルメットと言う選択肢もあります。 色付きもあれば、透明のシールドもあるので、そちらもご検討ください。 もちろん、眼鏡は使わない、と言う方にもおすすめです。(安全かつ快適の一石二鳥です) さて、Cocci Pedaleは自転車メーカーなので、夏と言えば自転車なのですが……。 一般的には、やはりまずはアイスキャンディーやかき氷。 きっと、近くの喫茶店のメニューにもあるはずです。 昼間のかき氷も良いですが、夜のかき氷も良いですよね。 ドドンと派手な音が聞こえて来ましたか? そうです、花火大会だって夏の名物です。(実は、冬の花火の方が綺麗に見えるのですが……!) 自転車なら、少し遠くの会場でも行く事ができます。 何より、徒歩より速いので、会場から少し離れた良い場所も探しやすい。 もちろん、人通りの多い場所は押して歩きましょう。 ビアガーデンを見つけてしまいましたか? 暑い日はビールが美味い、分かります。(生憎、筆者はアルコールがダメなのですが) しかし、ちょっと待ってください。 自宅までどれぐらいの距離ですか?歩いて帰れますか? 自転車も酒酔い運転はNGです。 酔っ払ってないから大丈夫……、と言う問題ではありません。 お酒を飲むなら自転車に乗らない、飲みたいなら家に着いてから。 もちろん、日中より涼しいとは言え、夏の夜はやはり暑いので、水分補給も忘れずに。(お酒では水分補給になりませんよ!) 楽しく安全に、夏を自転車で楽しみましょう。
もっと読む今回はちょっと捻った感じのテーマです。 自転車が趣味です、と言うと、ロードバイクやマウンテンバイクを連想する方が多いはず。 レースに出たり、自転車でツーリングに行ったり。 より速く、あるいは、より遠くへ。 しかし、それが全てではないと言う事を今回はお伝えしたいと思います。 趣味、自転車。好きなメーカー、特になし。 これでも良いんです。 例えば、Cocci Pedaleの自転車はレースで勝つための自転車ではないし、より遠くへ行くための自転車でもありません。 のんびり風を感じながら、近場を走るのが好き、と言うのだって良いんです。 サイクリングロードを颯爽と走るロードバイクは珍しい光景ではありません。 遅くても25km/h~30km/h、出せるならもっと出して、とにかく速く走る。 しかし、それが楽しくない、と感じる方もいらっしゃるはず。(筆者がそうでした) そんな方は、乗り方、走り方を変えてみてください。 ロードバイクに乗るためにウェアも揃えた?一旦置いておきましょう。普段着で良いんです。 ペダルだってビンディングをやめて、フラットペダルにして、お気に入りの靴を履いてください。 ハンドルの位置を下げている方は少し上げてみてください。 前傾姿勢が緩くなるので、少し乗りやすくなるはず。 財布にスマホ、写真を撮るのが好きなら、カメラを持っても良いですね。 自転車に乗るにあたって、邪魔にならないバッグに入れたら出発です。 自転車を漕ぎだしたら、「自分にとって」気持ち良い速度で、周りの景色を楽しみながら。(もちろん、よそ見運転にならないよう、安全第一ですよ!) 気になるお店がありましたか?立ち寄ってみましょう。 イギリス英語の「putter」が語源の「ポタリング」と言うジャンルです。 自転車を使う散歩というニュアンスなので、何キロ走らなければいけない、と言うこともありません。 強いて言うなら、走っても30km「まで」でしょうか。 もちろん、目的地を決めて走るのもOKです。逆に、もっと走っても構いませんよ? いずれの場合も、「自分にとって気持ち良い速度」で走るようにしましょう。 雑な言い方をすれば、「ゆるっと、テキトーに」、です。 目安としては、鼻歌交じりに走れるぐらいの速度です。 Cocci Pedaleの自転車はそんなポタリング向きの自転車でもあります。 ギアがない、あっても段数が少ないので、「頑張って乗っても仕方ないし」と、最初からあまりスピードを出すことに拘りません。 これから夏に向けて暑くなってきます。 日焼け対策や熱中症対策も忘れずに。 「ゆるっと」自転車を楽しんでみてください。
もっと読む時々、輪行についてお問い合わせを頂く事があるので、今回は輪行についてのお話をしようと思います。 輪行とは、公共交通機関を使って自転車を運ぶこと。 広義では、自家用車で運ぶ事も含めて良いかと思いますが、今回は狭義での輪行、公共交通機関を利用しての輪行のお話です。 輪行にはいくつかルールがあるのと、輪行に向く自転車と向かない自転車があります。 最も輪行に向いているのは、やはり折り畳み自転車。 モデルによっては、輪行を前提として専用の輪行バッグがあったりもします。 関節が多く、その分の強度を確保するために重量がある、というのがネックですが、持ち運びやすさでは折り畳み自転車には勝てません。 次点でロードバイクです。 折り畳みはできませんが、レース中にパンクした際には素早くタイヤ交換が出来る必要があるので、前後のホイールは簡単に外せるようになっています。そのため、輪行バッグに入れるのもそれほど大変ではありません。 何より、10kgを切る車体も珍しくないので、荷物の大きさはともかく、重さの面では最も向いていると言えます。 Cocci Pedaleのような、ピスト系はどうでしょうか? こちらの記事で後輪交換を紹介したように、Cocci Pedaleの自転車は後輪の取り外しに工具が必要なため、あまり向いていません。 もちろん、「あまり向いていない」というだけで、出来ない訳ではありません。 他にも、様々な道路(平坦ですか?坂ですか?)が考えられるとか、荷物の積載に工夫が必要であるとかも、輪行にあまり向いていない理由に挙げられます。 さて、冒頭でも少し触れた「ルール」の話ですが、守らないと乗せて貰えない可能性が極めて高いです。 交通機関によって少しずつルールが異なるのですが、ここを守れば大丈夫、というところで行くと、やはりJR東日本が定めるところでしょうか。 輪行する場合、まず専用の袋に入れなければなりません。 これは折り畳み自転車であっても同様です。 そして、自転車は専用の袋に完全に収納されている必要があります。 完全に、というのは、サドルやハンドルの一部が出ているのもダメということです。 そして、専用の袋というのはもちろん、輪行バッグのことです。 入るからといって、ゴミ袋で代用してはいけない、ということですね。 そして、3辺の合計は250cm以下、重量30kg以下である必要もあります。 JR東日本の場合は後輪を外さないタイプの輪行バッグでもいけそうです。 JR西日本の場合は、上記に加えて長さは200cmまでとなります。 Cocci Pedaleの地元、小田急電鉄もJR西日本のルールと同様ですね。 いずれの場合でも、やはり混雑している列車は避けましょう。 大きな荷物ということもありますが、輪行バッグに入っていてもやはり自転車です。 自転車は金属の塊。当たるとやはり痛いので、空いている列車に乗れるようスケジュールを組みましょう。 では、次に高速バスはどうかと、こちらはルールが厳しくなります。 基本的に不可と考えた方が良いかもしれません。 というのも、電車と違って、高速バスの場合はトランクに入れなければならないので、どうしても荷物の大きさは制限されます。 高速バスの予約を取る前に、輪行できるバスかどうか、確認しましょう。 高速フェリーや飛行機を利用する場合も考えられますね。 高速フェリーの場合は、自転車を組み立てた状態のまま載せることができる場合も多いようです。 しかし、別途料金が発生する場合も同様に多いので、事前に調べてからご利用ください。 そして、飛行機の場合ですが、「ルール上は」輪行袋でOKです。 ちょっと意外でしょうか?しかし、もちろん注意点があります。 自転車だからと言って、特別丁寧に扱ってくれる事はないと思っておいた方が良いでしょう。 自転車に取り付けられている部品が壊れてしまわないよう、保護するか外しておきましょう。 また、念のためにタイヤの空気も抜いておいた方が安心できると思います。...
もっと読む神奈川県秦野市の工房で、塗装から出荷まで行なっているCocci Pedale。 今回は自転車が出来上がるまでをご紹介します。 1.塗装 Cocci Pedaleの自転車は粉体塗料で塗装されています。 塗料と言われて思い浮かぶ液体ではありません。 液体ではないので、溶剤も使わないのが特徴です。 注文ごとに1台分ずつ塗装していきます。 2.小物組み 塗装が終わった部品の組み立ては大きく分けて3つに分かれて行われます。 ブレーキ、ブレーキレバー、ハンドル、クランクの組み立てがこの「小物組み」。 色の間違いがないか、ハンドルに間違いがないか、もちろん確認しますよ。 3.ホイール組み 自転車の部品の中で、最も組み立てのハードルが高いのがホイールでしょうか。 しかし、もちろんホイールも工房で組み立てます。 日常的にホイールを組むCocci Pedaleでは、このホイール組みに機械を導入しています。(国内では珍しいんですよ) シングルか内装ギアか、前後で色は違うか、そもそも間違っていないか、タイヤの色は何色か。 意外と確認するところが多い場所です。 4.サドル組み 布地の色とロゴの色、組み合わせは200通りぐらいでしょうか? それだけの在庫を用意することは出来ないので、サドルも工房で組み立てます。 布地を切り出し、ロゴを入れたら、布地をサドルにタッカーという工具を使って打ち込んで行きます。 5.完成車組み さあ、いよいよ自転車になって行きます。 専用工具の出番が多いのもここです。 組み上がったら、ローラー台で試乗し、異常がないかを確認。 異常があれば、原因を探して直します。 6.出荷 お待たせしました。いよいよ発送です。 輸送中に傷が入らないよう、しっかり梱包して行きます。 出荷後はメールでお知らせしています。 最短で出荷の翌日にお手元に届きますので、もう少しだけお待ちください。 ご注文から出荷までの全6ステップ、ザックリとですが、ご紹介しました。 納期は受注状況によって大きく変わりますので、こちらのページでチェックしてくださいね。
もっと読むあまり触れたくないけど、触れなければならない話題というのはあります。 今回は災害と自転車をテーマに、少し考えてみましょう。 東日本大震災が記憶に焼き付いて離れない、という方も少なくないと思います。 何時間もかけて会社から自宅まで歩いて帰った、という方もいれば、たまたま会社の近くに自転車店があったから、その場で買って乗って帰ったという方も。 あるいは、運良くタクシーを拾えた、諦めて会社で寝泊まりした、駅で一晩明かした、という方も。 自転車通勤しているから交通機関が止まっても大丈夫? 果たして、そうでしょうか? 最初に元も子もないような事を言ってしまうと、Cocci Pedaleの自転車は災害時には不向きです。 軽いし、ロードバイクほどではないけどスピードを出すこともできるし、そこそこの距離も乗れるんじゃないの?と思いがちですが、ロードバイクも同様に災害には不向きな自転車です。 理由はタイヤにあります。 東日本大震災の都心では、大きな揺れがあったものの、目立った損害はなかったように思います。(筆者は当時、東京の外れの方に住んでいました) その点では無しではないのですが、もし道路にガラスが散乱している、アスファルトがヒビだらけ、そんな状況だったら? ノーパンク化されていれば、散乱しているガラスはあまり問題ありません。 それでも、Cocci Pedaleの細いタイヤにヒビだらけのアスファルトは怪我の原因になり得るもの。 散乱しているガラスも、パンクはしなくても危険です。 よろしい、ならば太いタイヤだ。 残念ながら、Cocci Pedaleの自転車は28cまでのタイヤしか入りません。 災害に強い自転車を考えると、どんな悪路でも走れるような、もっと太いタイヤが必要です。 結論から言うと、マウンテンバイクが理想的と言えるでしょう。 太くブロックパターンのあるタイヤ、頑丈なフレーム。 多少のガラスの破片なら、タイヤを貫通することなく、難なく踏み越えて行けるでしょう。 アスファルトがひび割れていても、マウンテンバイクのタイヤなら渡れるはず。 欠点があるとすれば、そのブロックパターンのあるタイヤのお陰で、普段の乗り心地が悪い事でしょうか……。 いずれにしても、パンクのリスクはつきまといます。 逆に言えば、ロードバイクやCocci Pedaleの自転車は災害時には「不向き」というだけで、全く役に立たない訳ではありません。 また、マウンテンバイクだからと言ってパンクしない訳でもありません。 そこで、こんなアイテムを備えておくことをオススメします。 1.予備のチューブ1〜2本(もしくはパンク修理キット) 2.タイヤレバー 3.ガムテープ(工房になかったので、養生テープが代理です) 4.携行ポンプ(もしくはCo2ボンベ) 5.その他、タイヤ交換に必要な工具 パンク修理キットの方が万能ですが、予備のチューブの方が手っ取り早いです。 もちろん、予備のチューブを用意して、なおかつパンク修理キットもあると安心です。 チューブは対応サイズ、バルブの形式を確認して選んでください。 タイヤレバーは最低で2本。3本あると便利です。 ガムテープはチューブ交換後(パンク修理後)、タイヤ側にも穴が空いている筈なので、タイヤの内側から穴を塞ぐ為に必要です。 万能アイテムの1つなので、備えておくと何かと役立つでしょう。 ↑代理の養生テープ。丸ごと持ち歩くとかさばるので、少し取ってクルクルと巻いておくのがオススメ。 ...
もっと読む最近、話題になることが増えた電動キックボード。 「ほぼ」自転車扱いの電動キックボードと自転車、どちらが良いのか? 悩む方も多いかもしれませんね。 そこで、今回は自転車メーカーの自転車好きの視点で比較してみようと思います。 比較する際に用いる自転車は電動アシスト無しの自転車で行います。 また、実際に乗車しての比較ではなく、構造的にこうだからこうだ、法律上はこうだからこうだ、という話になりますのでご注意ください。 まずはそれぞれの長所から。 電動キックボードの良いところ ・自分で漕がなくて良い(モーター駆動) ・オートバイより気軽に乗れる(ヘルメット、免許不要の車体もある) ・登り坂でも楽 ・コンパクトで持ち運びもできる 自転車の良いところ ・自分のペースで走れる ・歩道も走れる ・サドルがあるので座れる ・車輪が大きい ・長距離の移動もできる ・充電が不要 ちょっと自転車の方が弱いでしょうか? では、短所で比較するとどうでしょう? 電動キックボードの悪いところ ・原則として車道を走らなければいけない(例外もあります) ・車輪が小さい ・運転免許が必要になる場合もある ・電動キックボードのみでの長距離の移動は不向き ・充電が必要 自転車の悪いところ ・自分で漕がなければ進まない ・登り坂はツライかも ・車道を走るのはちょっと怖いかも? ・体力が必要になる ・オシャレな格好はちょっとしにくい 移動手段と考えた時、ちょっと自転車の方が有利かもしれません。 「それは短所なの?」というポイントもあると思いますので、ちょっと解説しますね。 ・原則として車道を走らなければいけない(電動キックボード) 実際に乗車する場所を想像してみてください。大通りを走りますか? 都内に在住の方は三軒茶屋や渋谷周辺を想像してみると、結構怖いはず。 大阪だと梅田でしょうか?(行ったことがないので想像ですが!) 当然、二段階右折が必要です。(原付二種に該当する場合は異なります) 原則として、とわざわざ書いたのは、歩道を走れる場合もあるからなのですが、ここはちょっと複雑。 まず「特定小型原動機付自転車」(以下、特定小型原付)に区分される電動キックボードである必要があります。 これは最高速度が20km/h以下で、全長190cm、全幅60cm以内に収まる車体が該当します。...
もっと読む