冬の自転車を楽しくするおしゃれ手袋を選ぶ前に
せっかくお気に入りのおしゃれな自転車を手に入れても、寒いシーズンは車庫で冬眠...。これではなんだか寂しいですよね。
手首・足首・首をきっちりガードしつつ、防風・防寒・発汗対策を万全にすれば、気温の低い冬ならではの爽快な自転車ライフを楽しむことができますよ。
冬の自転車を楽しくするには温かい手袋が必須。どうせならおしゃれな物を...と、お店へ走るその前に知っておきたい基礎中のキソ知識として、自転車乗りに使える手袋の代表的な4タイプを、実用性とデザインの観点から紹介します。
ニットグローブ
繊維を編んで作られた、手軽でオーソドックスな手袋です。
- メリット : 肌触りがいい、速乾性がある、軽い、洗濯が簡単。そして値段も安いので、冬の手袋を初めて買う人におすすめ。いろいろなデザインがあるため自分の好みに合うおしゃれな手袋が見つかりやすいです
- デメリット : 耐久性が低いので、洗濯頻度が高いと表面の毛羽立ちが目立つようになってしまいます
ウールグローブ
羊さんの毛を使っている、言わずと知れた高品質素材の手袋です。
- メリット : 保温性と耐久性が抜群です。天然素材なので肌に優しいです。シックなデザインが多めで、シンプルな服装に合いやすいです
- デメリット : 値段がちょっと高めなのでハードな使用法には向いていないです。洗うと縮みやすい傾向もあります(私は痒くなってしまうので、あまり好きではないです...)
レザーグローブ
様々な種類の革製手袋が販売されています。
- メリット : 手袋もおしゃれにしたい、そんな方におすすめ。防寒性が高いので、冬の自転車ライフが一挙に快適なものとなります
- デメリット : 雨・雪などの水に弱く、また変色・変形しやすいです。そして値段が高めです
サイクルグローブ
自転車乗りに合わせた専用の手袋です。
- メリット : 快適さと安全・安心感を重視する方にはぴったり
- デメリット : 冬用はあまり多くないので、慎重に選ぶ必要があります。スポーティーなデザインが多いので、カジュアルなファションには合いにくいです
スマホは操作できる?
タッチパネル対応手袋の登場は自転車乗りにとって画期的なものでした。対応していないと、例えば走行中に電話がかかってきたら、停車して、降りて、手袋を外して、スマホのロックを解除して。
そうこうしているうちに電話が切れてしまった、そんなあるあるは今や昔。
細かいところの操作は限界がありますが、手袋をしたままスマホ操作をしてしまえるのはなんとも楽なものです。最近はニット、ウール、レザー、サイクルなどほとんどのタイプの手袋に備わっているようです。店頭で試せるときは実際に自分のスマホで操作感をチェックしてみたいですね。
走行中のスマホ操作はNG!
ここでCocci Pedaleからみなさんへ、大切なお願いです。
たとえタッチパネル対応の手袋を着用していたとしても、スマホ操作は絶対に、自転車を交通から離れた場所へ停車させ、できれば降車して、おこなってください。
走行中にスマホを見たり、ましてや操作したりすることは非常に危険です。自分にとっても他者にとっても悲しく無益な事故を引き起こしてしまう恐れがあります。本当のおしゃれは、周りに配慮したマナーから。
快適で自分に合った手袋を手に入れて、大好きな自転車を冬でも安全に楽しみましょう。