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意外と深い!フォームの話

意外と深い!フォームの話

スポーツをやっていた方なら、きっと1度は必ず通るであろうフォームの話。
陸上、野球、バドミントン、テニス等々……。
部活でフォームを直した、という方も多いはず。
実は、自転車にもフォームがあります。
今回はそのうちの1つ、ペダルと足の話をしてみようと思います。

実はCocci Pedaleのペダルには裏表があるのですが、ご存知でしたか?
その裏表の判別は意外と簡単です。
初めに、この画像はペダルが表の時。

次に、こちらが裏です。

ペダルの外側が調整用に窪んでいるのですが、これが裏表の目安になります。
窪みがない面が表側、足を載せる面になります。
この裏表はあと3つ、判別ポイントがありますよ。
ペダルの端に、下の画像のような穴が空いています。

これが車体の後ろに来ていれば表を向いています。
この穴はトー・クリップ、トー・ストラップという部品を取り付ける場合に使用する穴です。
ビンディングペダル登場以前のスポーツ用ペダルの部品ですね。
もちろん、今でも愛用している方は多いですよ。

さて、次の判別ポイントはペダルの車体側です。

↑ペダルの車体側に出っ張りがありますよね?
これが車体の後ろ側に来ていれば表です。
これもトー・ストラップを取り付ける際に使うものです。
トー・ストラップは皮やナイロンのベルトで足をペダルに縛るので、こういう穴や引っ掛ける場所が必要です。

最後の判別ポイントはこちら。

↑ペダル中央付近の出っ張りです。
この出っ張りは「蹴返し」というもので、トークリップがある場合につま先で引っ掛けて足を入れやすくするためのもの。
Cocci Pedaleの自転車には反射板が取り付けられている都合上、実用性はちょっと低めですが、トー・クリップ、トー・ストラップを取り付けると、結構使います。

蹴返しは少し踏み面より出っ張っているので、乗り慣れてくると、足を載せただけで裏表が分かるようになります。

ペダルの裏表は分かりました。しかし、それが分かってもあまり意味がないのでは……?
いえいえ、そんな事はありません。ペダルの裏表はやはり関係があります。
しかし、その前にお話したい事があります。
それは、足をペダルに載せる位置です。
なんとなく、土踏まずのあたりでペダルを踏み込んでいませんか?
実はこれが冒頭のフォームの話の部分に繋がります。
実際に、画像で比較してみましょう。
分かりやすいように、靴を履いた状態と履いていない状態で撮影しました。
まずは土踏まずのあたりで踏み込む場合。

続いて、正しい位置で踏み込む場合。

母趾球のあたりで踏み込むと、最もペダルに力が伝わります。
つまり、最も楽にペダルを回せるのが母趾球の位置なんです。
実はトー・クリップを使うと、自然とそこに収まる位置です。(もちろん、調整は必要ですが)
ロードバイクに乗っている方で愛用される方の多いビンディングペダルも同様に、母趾球付近にビンディングが装着されます。

さて、母趾球とペダル、どう繋がって来るでしょうか?
母趾球で踏み込み、ペダルを裏返しで使うと、ちゃんと力が伝わりきっていないかもしれません。
最初の方で、調整用の切り欠きがあるとお話しました。

横から見れば分かる通り、裏返しだとその分だけへこんだような形になっています。
そのへこんだ部分には力が入っていない、という事ですね。
表側はそこの部分もちゃんと踏み面になっているので力が逃げません。

ペダルを踏み込んだ時に力が入りやすい位置を見つけると、もっと楽に乗れるようになりますよ。
足を乗せる位置が車体寄りか、外寄りかでも踏み込みやすさが変わってきます。
あまり車体寄りに足を置くと、クランクに靴が当たってしまいますが、好みの位置を探してみてくださいね。
革靴で乗る場合、ソールが足より幅があるタイプも多いですが、このタイプだとクランクと靴が接触しやすいのでご注意を。
クランクに当たらない程度に足を外側に置いてくださいね。
繰り返し靴とクランクが擦れると、クランクの塗装が落ちてしまいます。
また、ズルッ、シュルッと言った音の原因にもなります。
今回は、意外と深い乗車時の姿勢の中でもペダルについてでした。

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